例年より早い梅雨入りが報じられはじめ、また台風も重なり、すでに大きな被害が出ております。
被災された方はもちろん、このところの大雨で様々なご不便を余儀なくされているみなさまにも、心よりお見舞い申上げます。
そんななかではありますが、樋口一葉研究会第36回例会の開催まで、はや1ヶ月を切りましたので、あらためてホームページにてご案内申上げます。
会員にはすで会報にてご報知申上げましたとおり、今春の例会はひさびさに対面で開催できるはこびとなりました。
7月8日(土)14時より、駒澤大学駒沢キャンパス3号館(種月館)211教場にての開催を予定しております。
会場校をお引受けいただきました駒澤大学と、同大文学部の岡田豊さんには、厚くお礼申上げます。
駒沢キャンパスのマップについては、同大のホームページをご参照ください。
また、昨年12月の大会では、登壇者とごく少数の聴衆のみを入れる形でハイブリッド開催を試行いたしましたが、今回も引続き、対面・オンライン併用のハイブリッド方式でゆきたいと思います。
もっとも、東大駒場キャンパスで行われた前回とは場所が違い、また聴衆を入れるということで規模も大きくなりますため、まだまだ試行段階が続きますこと、お許し願えましたら幸いです。
会場でのご参加については、申込み不要ですので、直接お運びいただければかまいませんが、オンライン参加につきましては、本ホームページの問合せフォームよりお申込みください。
開催が近くなりましたら、使用するZoomのURLをご連絡申上げます。
今回の登壇者には、上智大の木村洋さんと、東大院生の安藤史帆さんをお招きすることができました。
木村さんは過年の『文学熱の時代―慷慨から煩悶へ―』(名古屋大学出版会、平成二十七年)でサントリー学芸賞を受賞され、また近著の『変革する文体―もう一つの明治文学史―』(同、令和四年)も大きな話題を呼んでいる、現今の明治文学研究を牽引する論者のおひとりです。
また、安藤さんは日本文学と関わりの深い温泉に注目され、これをモチーフとした作品を幅広く研究しておられます。
今回は一葉が強く意識していた幸田露伴に関するご発表をいただけるとうかがっています。
どちらも樋口一葉の文学、また一葉が生きた明治の文学に新しい光を当てる内容になると存じますので、ぜひ奮ってご参加くださいませ。
今春、本研究会では、NHK教育テレビジョンで放映されている「偉人の年収How Much?」への制作協力を依頼されました。
会員の多田蔵人さん(国文学研究資料館准教授)が多くの知見を提供され、4月10日、「小説家 樋口一葉」の回が放映されました。
これを機に、樋口一葉とその文学への興味がますます高まってゆくことを、心より願っております。
